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竹中直人、5作目の秀吉役も「毎回、違って面白い」 『もし徳』連載企画

07/26 16:57

  • 映画
映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)に出演する竹中直人(撮影:松尾夏樹) (C)ORICON NewS inc.

 同名大ヒット小説を原作に、AIで復活した偉人たちによる最強ヒーロー内閣の活躍を描いた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)。財務大臣・豊臣秀吉を演じた竹中直人にインタビューした。

【動画】『もし徳』キャスト6人の「会いたい偉人は?」

――映画『もし徳』に出演された感想は?

【竹中】武内英樹監督とは長いお付き合いなんです。『のだめカンタービレ』(2006年)というテレビドラマで初めてお会いしてから、武内組にはちょくちょく呼んでいただいてます。それがとてもうれしくて満面の笑顔で駆けつけます!武内監督は、どういう世界観の映画を目指していくか、というビジョンが完璧にできあがっています。だから、現場のスタッフの皆さんが監督に対して大きな信頼を寄せている。無駄なカットは一切撮らないし、俳優のテンポとリズムを大切に、とてもシャープな演出をします。今回も大変楽しい現場でした。

――豊臣秀吉役を演じるのは5作目とのことですが、新たな発見はありましたか?

【竹中】豊臣秀吉役といっても、演じる作品も違うし演出家も違う、共演者も違う、となれば秀吉像も全然変わってくるんです。毎回違いますから、演じていてとても面白いです。しかも今回は共演者がすごいでしょ。家康とは何度も“共演”していますが、野村萬斎さんの家康は、今まで共演してきた家康とは全然違いました。それに紫式部もいるし、暴れん坊将軍の徳川吉宗もいる。坂本龍馬もいる。誰が長井短をキャスティングしたんだ、と喝采を送りたくなるような、本当にチャーミングな聖徳太子もいますからね!その中に秀吉として存在するというのは、本当に不思議な感覚でとても新鮮でした。

 偉人ではありませんが、主人公の浜辺美波さん(テレビ局政治部の新人記者・西村理沙役)もすてきでした!それから酒向芳さん!(日本党幹事長・御子柴学役)初共演でしたが酒向さんの現場での佇まいに感動してしまいました。共演できてとてもうれしかったです!

――映画を楽しみにしている人へメッセージをお願いします。

【竹中】この映画は、大変勉強になります。歴史上の人物1人1人にしっかりとスポットを当てていますから、この日本に何をもたらした人物かが良く分かります。楽しみながら日本の歴史に興味を持つこともできるんじゃないかな。ぜひ映画館のスクリーンで観て下さいね!!

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