ABEMAは、7月28日にさいたまスーパーアリーナにて開催する『Yogibo presents 超RIZIN.3』（以下、『超RIZIN.3』）でメーンカードとして対決する朝倉未来、平本蓮に完全密着したドキュメンタリー番組の第1話『【独占】朝倉未来 密着ドキュメント「路上から時代の寵児へ」』を、独占無料配信している。
【会見動画】朝倉未来「勝ってもベルトいらない。皇治選手にあげます」（記事下部）
8歳の頃より、弟の朝倉海と共に極真空手や相撲を始め、その後も厳しい父親のもとで格闘技の英才教育を受けてきた朝倉未来は、その才能とポテンシャルの高さから中学2年生で空手全国2位という輝かしい成績を残すなど、将来を有望視されていたが、その後、暴走族で日々喧嘩に明け暮れる毎日を過ごすことに。たった一振りの拳で敵対する暴走族との抗争を止めたかことから“路上の伝説”と呼ばれるようになった。
傷害事件で高校を退学、16歳で少年院と激動の10年を過ごした朝倉。そんな中、格闘技を進められて総合格闘技団体のTHE OUTSIDERに参戦し、史上初の二階級制覇を達成するなどすぐにその才能を開花させる。その後、RIZINに参戦してもその勢いはとどまることを知らず、初戦から７連勝という快挙を成し遂げる。一気にスター選手へと上り詰めた朝倉について、RIZIN CEOの榊原信行氏は「喧嘩してましたという状況から、トップアスリートが群雄割拠するRIZINで結果を残すというのはすごいことだなって。闘っている姿もそうだし、常に遺書を書いているとか、覚悟が違う。だんだん未来の戦う姿に僕らRIZIN側も魅せられる」と当時の想いを明かした。
また、格闘家としてだけではなく、現在337万人ものフォロワーがいるYouTuberであり、BreakingDownのプロデューサーや、挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で変える瞬間を見届ける、“アイドル”の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組『Dark Idol』を手掛けるなど、さまざまな活動を行なう朝倉は、自身の活動について「やってみないとわからないから、とりあえずやってみる。やりたいことがあったらやる」と答え、「人の人生を変えるのが好きなので趣味みたいな感じですね。自分が少年院に入ってるということは、本来であればすごいレッテルを貼られる部分じゃないですか。僕は成功したから笑い話みたいになってるけど。でも、THE OUTSIDERを経て人生変わったって1番自分が身に染みてわかっているので。失敗した人とかって絶対たくさんいるし、僕はそういうところに偏見がないかもしれないですね。普通の人より」と言及した。
2021年のクレベル・コイケ戦からまさかの3連敗を喫した朝倉は、「この大会で平本に負けたら格闘技人生引退します」と引退について発言。「必ず勝ちます」とファンに宣言し、日々練習に取り組む朝倉のもとに元キックボクサーで現在ボクシング選手として活躍中の那須川天心が訪れる。公私ともに仲が良いという2人は、朝倉のジムで週に1回キックボクシングの練習を実施。その経緯について、朝倉は「（那須川は）キックボクシング最強の男だったわけですし、同じサウスポーなんで色んな技を吸収したいなと。次で言うと平本が打撃速いので、それより速い人たちで目を慣らしておこうという感じ」と語り、那須川も「本人が最近、『アドレナリンが出にくくなってる』って言ってるけど、そんなの関係ないっしょ。昔のコワイ未来を出せばいけるんじゃないですか？」とエールを送る。
「誰もいない暗闇の公園で喧嘩ばかりしていた俺が、４万人の会場でメインイベントで試合するなんて夢にも思ってなかった」と語る朝倉の大舞台まで残り7日。“路上の伝説”から“時代の寵児”と呼ばれるまでに変化を遂げた朝倉は、4万人の前で見事勝利を掴むことができるのか。
また、ABEMAでは7月28日午後10時までの期間限定で、RIZIN チャンネルを開設 中だ。注目選手の試合はもちろん、過去大会を一挙無料放送するほか、先日放送した朝倉未来出演の特別番組『6/28 超RIZIN.3 超キケンな運命の決戦1ヶ月前SP』など、さまざまなRIZINの番組を24時間楽しめる。
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