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小泉孝太郎、不倫役で新境地 “森ガキ監督マジック”で大胆イメチェン「誰にも気づかれませんでした」

07/22 19:44

  • 映画
不倫役で新境地を開いたと語った小泉孝太郎(C)ORICON NewS inc.

 俳優の江口のりこ、小泉孝太郎が22日、都内で行われた映画『愛に乱暴』(8月30日公開)の完成披露上映会に登壇した。

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 妻(江口)に隠れて若い女と不倫をしている夫・真守を演じた小泉は「(舞台あいさつは)まだ皆さん、ご覧になる前で、めちゃくちゃホッとしてるんです。たぶん上映の後だったら皆さんのその優しい眼差しを感じてるんですけど、一切なくなると思うので(笑)」と笑った。

 撮影に入る前に森ガキ侑大監督と入念に打ち合わせをしたそう。小泉は「役作りについて森ガキさんから『実はこういう風に僕はイメージしてるんです。だから見た目から前髪はこうです』と。もう本当ミリ単位でした」と振り返った。パブリックイメージを一新。森ガキ監督は「見た人に『あれ、小泉さんだよね?』と思わせたら、もう映画チームの勝ちだと思っていた。肉体的、内面的に小泉さんにこういう感じで真守を演じてほしいんです、と話しました」と明かす。

 撮影現場も豹変ぶりを感じたそう。小泉は「真守の衣装着て、前髪下ろしたら、誰1人、小泉小太郎に気づかなかった。『おはようございます』と言って、現場に入っても誰1人に気づかれなくて、『森ガキさん、すごい!』と思いました。そういう経験ないので」と“森ガキ監督マジック”に驚いていた。

 本作は、『悪人』『怒り』など人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭くあぶり出してきた吉田修一の同名小説を、『おじいちゃん、死んじゃったって。』『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大監督が映画化した。

 イベントには、風吹ジュン、馬場ふみかも参加した。

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