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江口のりこ、10年ぶりに小泉孝太郎を追い詰める 精神的な苦境もあっけらかん「10年後も楽しみです」

07/22 19:46

  • 映画
小泉孝太郎追い詰めたことを明かした江口のりこ(C)ORICON NewS inc.

 俳優の江口のりこ、小泉孝太郎が22日、都内で行われた映画『愛に乱暴』(8月30日公開) の完成披露上映会に登壇した。

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 江口が演じるのは、主人公の初瀬桃子。夫の真守と共に、真守(小泉)の実家の敷地内に建つ離れで暮らす桃子は、義母から受ける微量のストレスや、夫の無関心を振り払うように、石鹸教室の講師や、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。

 そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、匿名の人物がつづる不気味な不倫アカウント、そして夫からの青天の霹靂(へきれき)の申し出など、桃子の平穏な日常は少しずつ乱れ始める。

 小泉との共演を振り返った江口は「10年前も孝太郎さんを追いかけ回す役をやったんです。ドラマで、ストーカーですよね。孝太郎さんは私に全然、気持ちがないという役で。また、今回もこういう役で小泉孝太郎を追いかけ回す。なんなんだろうな、と思いました」と苦笑いを浮かべた。

 10年前の共演作は、TBSドラマの『名もなき毒』だったそう。小泉は「(前回は)精神的に追い詰められた。今回も、ある意味で追い詰められた。江口さんが今回の撮影現場で『私は、孝太郎さんとはご縁がある。10年に1度のサイクルで孝太郎さんを追い詰める』と」と笑いながら明かすと「それが僕はうれしくて。芸能界で、いろんな方と一緒の作品をやりますけど、再共演って、ありそうで奇跡的なこと。それが夫婦役で、また追い詰められる。何かのめぐり合わせで、だから10年後も楽しみですよ」と純粋な思いを語っていた。

 本作は、『悪人』『怒り』など人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭くあぶり出してきた吉田修一の同名小説を、『おじいちゃん、死んじゃったって。』『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大監督が映画化した。

 イベントには、風吹ジュン、馬場ふみか、森ガキ侑大監督も参加した。

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