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『光る君へ』さらば安倍晴明… ユースケ・サンタマリア「もう終わりなのか」【君かたり】

08/25 21:00

  • エンタメ総合
大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、安倍晴明を演じるユースケ・サンタマリアの声を紹介する。

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――安倍晴明を演じきって
「もう終わりなのか」という感じですよ。僕はいつまで出るかというのを聞かされていなくて、思った以上にね、長くいられたと言いましょうか。一年いられたので、長くいたかったんで一年いられたということで、もし次機会があるようでしたら最初から最後までいてみたいですけどね。ただ一年、同じ役を演じるなんてこともめったにないので、大河ドラマならではというか、大河ドラマでしかなかなかできない体験ですよね。

前回が僕、ナレーション死だったんですよ。だから亡くなるならしっかりと亡くなりたいなと思っていたので、今回結構大事に書いていただいたと大石さんからね。監督からも大事に撮っていただいた感じがすごいひしひしと感じて、すごくうれしかったです。

――須麻流について
須麻流はね、僕の大事な相棒っていうか片割れっていうか、二人で一人っていう感覚でやっていました。だからDAIKIくんが須麻流でいてくれたら調子もいいし、ちょっと自信も持てるというか、安倍晴明としてね。でもいてくれない日も結構多くて(笑)。「いつもいるんじゃなかったの?」みたいな。

世間では実は僕にしか見えていない式神なんじゃないかとか、そういうふうに言われたりとか、それを否定も肯定もするつもりはないし、僕自身は須麻流っていう僕の大事な相棒、右腕、頼りになる相方っていうことでやっていましたけど。

――藤原道長について
基本的に好きなんですよ道長様が、安倍晴明はね。お父上(藤原兼家)とも僕はずっと長いこと関係性があったんだけど、その子どもである何人かいるんだけど、その中でも道長様っていう人間に惚れていたっていうか、だから晴明としても前半と後半でまるでちょっと違うっていうか、最初はちょっと腹黒いビジネスマンみたいな感覚の安倍晴明。後半はなんかね、メンターみたいな、道長にとってのね。彼を導く立場の人間みたいにちょっと役どころも変わってきたような気がして、それがすごく面白かったですね。

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