俳優の伊藤健太郎、本宮泰風らが28日、都内で開催された映画『静かなるドン2(前編)』の完成披露試写会で舞台あいさつを行った。
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同名漫画を映画化した本作の総合プロデュースも務める本宮は、昼は堅気、夜は新鮮組総長という二つの顔を持つ主人公を演じる伊藤について、「今回の仕事でまた一回り大きい役者になったと思います」と太鼓判を押した。
この日、俳優陣は全員ヤクザの役衣装で登壇。中でも主演の伊藤と、総合プロデュースも手がける本宮のスーツは、「ボタン一つからこだわった」(伊藤)というオーダーメイド。しかし、伊藤が「最近ちょっと体鍛えていまして、すごく苦しいです。ちょっとちっちゃくなっちゃって」と近況を伝えると、本宮は「また、作ろう」とにっこり。本宮のスリーピーススーツのベストの背中(背表)はスカル柄になっており、上着を脱いで観客に披露し、「入れ墨を見せているみたい」(坪倉由幸)と盛り上がるひと幕もあった。
本宮は、劇中では伊藤演じる主人公・近藤静也のお世話役・猪首を演じ、カメラの外では「日本統一」シリーズなどで長年培ってきた経験を生かして、伊藤の“教育係”を買って出ていた。前作から1年ぶりの撮影となった『2』では、「役者としてさらに何かプラスになれば」と、伊藤の相手役として本宮の親友でもある俳優の山口祥行をキャスティングしたこと明かした。
そんな“親心”に触れて伊藤は「山口さんにご指導していただき、自分の中になかったものをすごく引き出していただいた」と感謝。さらに、今回、ダンスにも挑戦したと言い、「現場でこれ踊ってくださいと言われて、結構しっかりした振り付けのダンスをやったんですよ。本番前にちょっと練習しただけで、俺こんな踊れるんだ、とわかりました」と自信を深めた様子だった。
舞台あいさつには、深水元基、三宅弘城、坪倉由幸、藤井アキト、山中柔太朗、鳴瀬聖人監督も登壇。『静かなるドン2』前編は9月13日、後編は9月27日より公開。各初日に舞台あいさつを実施することも決定している。
本宮泰風の“親心”、伊藤健太郎の相手役に“親友”山口祥行をキャスティング
09/02 10:57
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