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大橋和也、“なにわ男子に足りないもの”語る 今春にはメンバーだけで“これからのなにわ男子”を話し合い

09/03 09:56

  • エンタメ総合
『日経エンタテインメント!』10月号表紙を飾るなにわ男子・大橋和也

 7人組グループ・なにわ男子の大橋和也が、あす4日発売の雑誌『日経エンタテインメント!』10月号特装版(日経BP)の表紙を飾る。ソロで同誌の表紙に登場するのは、初めてとなる。

 6月にリリースした3rdアルバム『+Alpha』を引っ提げ、全国ツアー中のなにわ男子は、デビュー曲「初心LOVE」(うぶらぶ)から3年が経ち、アルバムやライブではキラキラのメンバーが大人になっていく表現が多く見受けられる。インタビューは、そんな変化についての質問でスタート。大橋は「僕らが少年から大人になる過程で感じる“痛み”もさり気なく忍ばせている」と語る。その“痛み”がアルバムの裏コンセプトだったと言い、「キラキラだけじゃない」というコントラストを見せようとしている。

 個々に活躍するメンバーも増え、グループとしては順調に成長しているなにわ男子だが、今年の春にグループにとって初めての出来事があった。“これからのなにわ男子”についてメンバーだけで話し合いの場を何度か持った。この1年で所属事務所が新会社に変わるなど、取り巻く環境も激変した。

 「昨年からの目に見えない不安の中で、今後についてみんなフワフワ、ソワソワしてたんやと思います。話し合おうという雰囲気に自然となった」と大橋。そこでは「なにわ男子のあるべき姿」から個人の方向性まで、それぞれがプレゼンして率直な感想を伝え合った。それは大橋が先輩から聞いていた「3年に1回のグループの転換期」でもあったと明かす。

 ボーイズグループが軒を連ねるなか、王道アイドルのキラキラと、関西人らしいコテコテの融合にこだわる姿勢についても語る。また、新会社になって活動範囲が広がっていることや、同時に個人の責任も大きくなっていることにも言及。インタビュー終盤では「なにわ男子に足りないものは?」という質問も。自問自答しながら出したその回答とは。

 アジア3都市を回る初のアジアツアーも発表されたが、一度に4~5万人が動員されるドーム公演については「僕たちにはまだ無理」と神妙な面持ちでその理由を語る。グループのリーダーでもある大橋は、ニコニコで元気いっぱいのイメージとはちょっと違うまじめな雰囲気で近況を語る。

 プライベートトークでは「最近よく飲むお酒は?」「オムライスの卵はハード派?ふわトロ派?」など10問を掲載する。サービス精神旺盛(おうせい)な大橋は、どの質問にも熱い回答を連発。細かすぎるごはんの炊き方や、朝晩で使い分けているというクレンジングやシャンプーの種類など、こだわりのプライベートが垣間見える。

 巻頭特集には、小室哲哉がリーダーを務め、ボーカル宇都宮隆、ギター&キーボード木根尚登によるユニット「TM NETWORK」が登場する。第1特集は「音楽業界の新常識」。10年連続で配信売り上げが増加し、SNSなどのプロモーションで世界が見えてきた音楽シーンの最新動向を様々な形で検証する。ロングインタビューでは、FRUITS ZIPPERが登場するほか、ドラマ『虎に翼』の最終話直前研究、んぽちゃむやハギーワギーなど“コワかわ”キャラの最新事情などもレポートする。

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