• X
  • facebook
  • line

『マウンテンドクター』歩(杉野遥亮)の山岳医としての正義感が裏目に MMTが再び解散の危機【第9話あらすじ】

09/02 08:00

  • エンタメ総合
2日放送『マウンテンドクター』第9話より(C)カンテレ

 俳優・杉野遥亮が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『マウンテンドクター』(毎週月曜 後10:00)の第9話が、きょう2日に放送される。

【写真】決死の覚悟で遭難者の救助にあたる歩(杉野遥亮)…『マウンテンドクター』第9話場面カットが盛りだくさん

 同作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・歩(杉野)が、さまざまな思いを抱えた患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を壮大なスケール感で描く。

 第8話では、山岳医としての正義感や責任感が日増しに強くなる歩(杉野)に対し、江森(大森南朋)や玲(宮澤エマ)が一抹の不安を抱く様子が描かれ、クライマックスに向けて新たな火種が生まれる予感を漂わせた。

そして、今夜放送の第9話では、その伏線を回収するかのように、周囲の心配をよそに、自分の判断は決して間違っていなかったと信じる歩が、自らの行動で二次遭難を招くというまさかの事態に。山岳医としてあるまじき行動をとった歩に、MMTを快く思わない聖子(池津祥子)や純家(松尾諭)、世間からは厳しい批判の声があがり、MMTは解散の危機に追い込まれる。

■第9話あらすじ

 篤史(石丸謙二郎)が入院することになり、MMTのメンバーはオーナー不在の鮎川山荘のために、何とか力になりたいと考える。その頃、院長室には再び聖子(池津)が乗り込んできて、聖子は通常業務と山岳医療を兼務するMMTは過重労働に当たり、そこには周子(檀れい)によるパワハラがあったのではないかと問い詰める。

 一方、歩(杉野)と真吾(向井康二)の関係は、いまだギクシャクしたまま。真吾の怒りは収まりそうになかったが、それでも歩は、治療が必要な患者がいる以上、持ち場を離れてでも現場へ向かうのは医師としての責務であり、圭吾(湯田幸希)の一件も自分の判断が100%間違っていたとは思えない。江森(大森)は、そんな歩の山岳医としての正義感と、理想に向かってひた走る姿に危機感を覚える。

 そんななか、亡くなった翔(時任勇気)と歩の友人・丸川聡一(森準人)が宮本家を訪ねてくる。聡一は週末に鮎川山荘経由で山に登るといい、当日は歩も山荘を手伝いにいくことに。ところが、山荘を出発した聡一は霧のせいもあり途中で道に迷ってしまう。連絡を受けた歩は救助隊に助けを求めるよう聡一に伝え、自らも山小屋当番の江森の制止を振り切って山へ急ぐ。

 日が暮れる時間になってようやく聡一を見つけることができたが、体が冷え切っていて、低体温症と高山病を併発している可能性も。歩は少しでも標高を下げようと、救助隊の到着を待たずに下山することを決めるが、これにより救助は難航。山岳医の二次遭難はやがて大きな問題を引き起こし、MMT存続の危機にまで発展する。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line