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『マウンテンドクター』檀れい、山岳医療の未来のために奔走する役柄に思い「エネルギッシュで、あきらめない強さがある」

09/02 08:00

  • エンタメ総合
2日放送『マウンテンドクター』第9話より(C)カンテレ

 俳優・杉野遥亮が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『マウンテンドクター』(毎週月曜 後10:00)の第9話が、きょう2日に放送される。それを前に信濃総合病院の院長でMMTの発起人である松澤周子を演じる檀れいからコメントが到着した。

【写真】決死の覚悟で遭難者の救助にあたる歩(杉野遥亮)…『マウンテンドクター』第9話場面カットが盛りだくさん

 同作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・歩(杉野)が、さまざまな思いを抱えた患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を壮大なスケール感で描く。

 窮地に陥ったMMTで、矢面に立たされ事態の収拾にあたるのは、院長の周子(檀)。山岳医療の未来のためにMMTを立ち上げ、誰よりもメンバーを信頼し、幾度となくその背中を押してきた。物語の終盤には、医師を山へ派遣するため、病院として救助ヘリを所有する計画を明かすが、そこには江森の婚約者で自らの親友でもあった美鈴(中越典子)の死があり、山岳医療の発展にかける思いはときに江森があきれるほど強く、まぶしい。そんな周子は、この絶体絶命のピンチをどう乗り切るのか。

 院長の周子を演じる檀は、「山岳医療の未来を変えるには、行政機関の協力を得るなど、課題が山積みです。でも周子は、それがどんなに困難でも、前に進めていかないと、いつまでたっても現状は変わらないんだ、という強くまっすぐな思いを持っています。すごくエネルギッシュな女性で、めげない強さ、あきらめない強さがありますよね。私が周子だったら…たぶん途中でめげてしまうと思います(笑)」と、ユーモアを交えながら周子の強さを絶賛する。

 さらに、院長としての包容力も彼女の魅力の1つだといい、「宮本先生が山の素晴らしさも恐ろしさも知っている、さらに患者に寄り添える医師だということを早い段階で見抜いているんですよね。たとえ彼が失敗してもそれをすべて包み込んで、彼がやろうとしていることに対して、“大丈夫、私が責任を持つから”と背中を押す包容力は、上に立つ人間としてとても魅力的ですし、ステキだと思います」と笑顔を見せる。

 そして最後に、「このドラマで、山の素晴らしさ、恐さを知っていただきたいですし、一方で、日本の豊かな自然、雄大で美しい山岳風景にも触れていただき、ドラマを楽しんでもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せた。

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