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AKB48“劇場の女神”村山彩希、現劇場千秋楽で号泣「AKB48にいる理由がこの劇場だった」

09/01 23:26

  • 音楽
“劇場(シアター)の女神”の異名をとったAKB48の村山彩希が涙 (C)AKB48

 アイドルグループ・AKB48が1日、“聖地”東京・秋葉原のAKB48劇場リニューアル前の最終公演『~6843日6552公演の思い出をありがとう。~』を開催した。2005年12月8日のオープンから6843日(18年8ヶ月と25日)、6552公演の歴史が詰まった現劇場最後の公演は、現役メンバー42人でフィナーレを迎えた。

【写真】現劇場と新劇場への想いを語り涙する村山彩希 新公演初日メンバー一覧も

 公演終盤には、12月8日にリニューアルオープンする新劇場で行われる8年ぶりオリジナル新公演の初日メンバー16人が発表された。これを受け、劇場公演出演回数歴代1位で、先月19日に1300公演出演を達成した“シアターの女神”の異名を取る13期生の村山彩希がマイクを握り、涙ながらのスピーチを行い、ファンの胸を打った。



いろんな…(涙で言葉をつまらせる)どうしても劇場が最後ということと、この初日に選ばれたメンバーが16人いるってことは、落ちたメンバーなんだってことですし、いろんな気持ちが混ざって正直楽しみだなっていう言葉だけじゃ言えないっていうのが今の素直な気持ちなんですけど…。

私は本当に劇場が大好きで…(涙)、AKB48にいる理由がこのAKB48劇場だったってくらい、本当に今の劇場が大好きで大切でした。だから正直、次の新劇場も好きになれるのかなとか、今と同じ熱量で愛していけるか、とか、ファンの皆さんに今と同じように新劇場を愛していただけるのかなって、不安な気持ちもあります。

そして、メンバーにとってこの劇場という大事なステージがあるのと同じで、劇場のスタッフさんにとっても、この今日の最後の劇場公演っていうのは、たくさん思い出があるスタッフさんもいると思うので、本当にまずはそのスタッフさんに感謝の気持ちを伝えたいです。

初日に選ばれた16人は、16人以外の一人ひとりのメンバーの分まで、そしてファンの人のご期待に応えるために、責任を持って初日を迎えたいなと思いますし、私は劇場だけは平等であってほしいなって思うから、必要ないメンバーなんて誰もいないし、みんな大事だから、これから新劇場になってからも、みんなで新しい劇場を愛して、皆さんにも愛していただけるように、全員で作っていきたいなと思っていますので、新公演と新劇場をよろしくお願いします。



 このスピーチに割れんばかりの拍手が送られた。最後にAKB48グループ4代目総監督の倉野尾成美の号令で、「6843日6552公演、本当に皆さん、劇場ありがとうございました!」と現役メンバー全員で深々と一礼して締めくくり。村山の頬にはとめどなく涙があふれた。

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