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AKB48“聖地”現劇場のラストステージを終え…倉野尾成美&向井地美音&村山彩希が思い語る「本当に感謝の気持ちでいっぱい」

09/01 23:18

  • 音楽
AKB48劇場リニューアル前の最終公演後に取材に応じた(左から)倉野尾成美、村山彩希、向井地美音 (C)ORICON NewS inc.

 アイドルグループ・AKB48が1日、“聖地”東京・秋葉原のAKB48劇場リニューアル前の最終公演『~6843日6552公演の思い出をありがとう。~』を開催した。6843日(18年8ヶ月と25日)、6552公演の歴史が詰まった現劇場最後の公演後には、倉野尾成美、向井地美音、村山彩希が取材に応じ、劇場への想いを語った。

【写真】終演後に行われた囲み取材 劇場リニューアル前 最終公演フォトも

 AKB48グループ4代目総監督の倉野尾は「今日は、オリジナル公演の全17公演から1曲ずつ抜粋したセットリストだったんですが、どの曲にも思い出があって。楽屋でもみんなで懐かしい話をしていましたし、やっぱりこの劇場とともに私たちは成長してきたなと改めて思いました。そして、AKB48のホームであり続けるこの劇場に対して、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました」とライブを終えた直後の思いを口にした。

 先月19日に1300公演出演を達成した“シアターの女神”の異名を取る13期生の村山は「まだ、本当にさみしい気持ちでいっぱいです。実感が湧いていないという感覚と、やりきったなっていう達成感もあって…。自分は出てない曲で後輩が踊っている姿を見て、気合の入り方が今日は一段と違ったなって思うと、これからが楽しみになりました」と今後を見据えた。

 そして、前総監督の向井地は「私もたくさんの劇場での思い出を振り返りながら今日は歌っていましたし、これまでのAKB48劇場の19年間の歴史に幕を下ろして、私たちでまた新しいもの作り出さなきゃいけないんだと、すごく気が引き締まりました。大きな節目だったなと思います」と晴れやかな表情。

 続けて「2005年から数えきれないほどのメンバーが19年間で笑ったり泣いたりしながら積み重ねてきた結果、自分たちの世代があって、また新しい子たちが19年前と同じ曲を同じ場所で歌ってるっていう…それがすごく感動しましたし、少しでもバトンをつなぐことができていたのかなと思っています」と感慨深げに語った。

 ドン・キホーテ秋葉原店の8階にオープンしてから18年8ヶ月と25日。老朽化に伴って劇場の全面リニューアル工事を行うこととなり、この日、行われた現劇場最終公演では、歴史を振り返るように、歴代オリジナル公演・全17公演のタイトル曲を現役メンバー42人が繰り広げた。

 AKB48劇場は、あす2日~12月7日まで、約3ヶ月かけてリニューアル工事を実施。12月8日の劇場オープン19周年記念日に秋元康総合プロデューサー書き下ろしのオリジナル新公演でリニューアル初日を迎え、20年目のメモリアルイヤーに突入する。

 劇場工事期間中は、2日の神奈川公演を皮切りに、全国20ヶ所を回る『AKB48劇場工事中出張公演』を実施する。

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