8月29日~9月1日まで、東京ビッグサイトで『東京おもちゃショー2024』が開催された。定番商品のほかにも、「デジタルトイ」や「キダルト(Kids+Adult)トイ」、「インタラクティブペット」など、様々なトレンドトイが目白押し。現地でも盛り上がっていた最新おもちゃから、“異例”の展示に注目があつまった商品までを紹介する。
【画像】ちょっと中身が見える!? 歴代のウーモもずらり
今回の『東京おもちゃショー2024』で特に注目を集めたのは、遊んだ結果で職業体験などができる『ePICO たいけん100エディション』(セガ アフィブ)や、YouTuberのような撮影・編集ができる『#バズゅCam』(同)などのデジタルトイ。また、子どもも大人も楽しめるキダルトトイとしては、可動式関節ボディで自然なポージングが可能になった『リカちゃん フォトジェニックリカシリーズ』(タカラトミー)、2世代で楽しめる『Original Tamagotchiシリーズ』(バンダイ)も話題に。
ほかにも、可愛らしい仕草で日々の疲れを癒してくれるインタラクティブペット『ちゅ~るあげるね!チワマルちゃん』(イワヤ)や、定番商品の進化版『仮面ライダーガヴ「DX変身ベルトガヴ」』(バンダイ)、『トミカ「2つのコースをいったりきたり!ツインコースやまみちドライブ」』(タカラトミー)なども、耳目を集めていた。
商品の魅力をアピールすべく、各社ブースでは華やかな展示が目白押し。そんな中、大手・タカラトミーのブースに一つ気になるものを発見した。そこで紹介されていたのは、同社のヒット商品の新作『うまれて!ウーモ アライブ』。『うまれて!ウーモ』は、自分の手でタマゴから孵化させるペット玩具で、2016年から2017年にかけて爆発的なヒットを記録。その後も次々に新たなラインナップを展開している。同社担当者も「流通業者さんからも非常に期待が高い」と語っており、ブースには歴代のウーモたちが並んでいた。
ところが、新作として展示されていたのは、タマゴ状の“異物”。本来であれば「タマゴの殻を割って出てくる」のがウーモであり、その“中身”こそが主役のはずなのだが、ウーモ自体の姿はまったく見えない。たしかにタマゴの材質は既存の商品とはどこか違うようにも見えるが…これでアピールになるのだろうか?
「本来ならウーモを見てもらうのが一番ではあるのですが…。一般にも情報解禁はしているものの、タマゴからどんなものが生まれるかは明かしていません。普通であれば発売から1ヵ月半前には解禁して、ECサイトなどで予約を…というのが定石ですが、今回はシークレットになっています」
せっかくの『おもちゃショー』という絶好のチャンスを、あえてシークレットで臨むとは…。とはいえ、「それだけに流通さんからもより注目していただき、Xなどでも以前のシリーズを買っていただいた方などが反応してくださっています」とのこと。
実際、『おもちゃショー』に来場した人からも、「ウーモはまだ謎に包まれていた」「新しいウーモ楽しみ」との声があがっているよう。展示されていたこのタマゴから、一体どんなウーモが生まれてくるのか、またどうやって生まれてくるのか。10月4日の発売を待ちたい。
なんだこれ…? 『東京おもちゃショー』で異例の“謎”展示、中身の見えないタマゴの正体はあのヒット作
09/03 11:30
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