• X
  • facebook
  • line

9月6日は「モノマネを楽しむ日」に制定 芸人たちのリアルな内情が明らかに「仕事に繋がるよう…」

09/06 18:43

  • エンタメ総合
「モノマネを楽しむ日」取材会の模様

 「モノマネを楽しむ日」が9月6日に日本記念日協会によって制定されたことを祝い、同日に吉本興業東京本社で、モノマネ芸人たちによる取材会が行われた。発案者であるビスケッティ佐竹とJPのほか、レイザーラモンRG、こりゃめでてーな・伊藤こう大、イチキップリン、ガーリィレコードチャンネル・高井佳佑も出席し、みんなで記念日の制定を祝った。

【写真】安倍晋三元首相のモノマネで…今回の発案者のひとり・ビスケッティ佐竹

 佐竹とJPがパーソナリティーを務めるラジオ番組『どよめく化け者』にて発案。佐竹は記念日が無事に制定されたことについて「よりモノマネを広めたい、楽しんでもらいたい思いが形になった」と喜びを表現し、JPも「モノマネというツールを使えば、みんなと仲良くできる。だからこそ、たくさんの人に楽しんでほしい」と、記念日の制定によってモノマネの魅力がさらに浸透することへの期待を語った。

 2人は「これからのモノマネ芸人のためにも、この日を発案した」ことを説明。JPは「モノマネの未来を本気でつくろうと思った」と語り、佐竹もモノマネ芸人界への思いとして「漫才やコントと違ってモノマネは、伝承されそうでされていない部分があるので、先輩、後輩の関係性が意外とない。その中で、『モノマネを楽しむ日』を次の世代に残して行けたらと思います。この先のモノマネ芸人さんに残るものを作れたことはうれしく思います」と口にした。

 また、日にちを9月6日にした理由について佐竹は「9と6が互いに似ていて、モノマネをし合っているイメージがあるから」と説明。実際にはこれは表向きの理由とのことで、本当は「夏が明けて、学祭シーズン前の9月にモノマネ芸人は仕事が減る。この日を宣伝することで、来年以降は仕事に繋がるようにしたい」とリアルな内情を吐露すると、周りのモノマネ芸人たちからも「ありがてえ!」と感謝の声が上がった。

 取材会では、モノマネを楽しんできたからこそのエピソードで盛り上がる場面も。JPは「意外とご本人からアイテムをもらえる。このTシャツも香取慎吾さんご本人からいただいた」と自慢します。すると、RGも「細川たかし師匠に100万円ぐらいの着物をいただきました」と重ねて自慢。さらに、安倍晋三元首相に扮する佐竹も「私も(安倍)昭恵さんからクリスマスプレゼントにネクタイを贈っていただいた」と語り、周囲を驚かせた。

 映画『カイジ』の藤原竜也に扮する高井は、「俺は全部自腹で買っている…」といじけた表情。伊藤もご本人からの恩恵はなく、田原俊彦のモノマネをする際に着る赤いジャケットにいたっては「よしもと無限大ホールの衣装室から“借りパク”している」ことをカミングアウトし、みんなを笑わせていた。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line