映画『DIR EN GREY LIVE FILM 残響の血脈~mode of Withering to death.~』の舞台あいさつが22日、都内で行われ、DIR EN GREY(京、薫、Die、Toshiya、Shinya)、濱崎幸一郎監督が登壇した。
【全身ショット】写真撮影では…京がパネルの後ろに隠れる
4年ぶりとなるヨーロッパツアー「EUROPE TOUR24 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of Withering to death.&UROBOROS]」を、3月19日のポーランド公演を皮切りに、フランス、イギリス、ドイツの4ヶ国・全9公演開催。
このヨーロッパツアーは、過去アルバムをフィーチャーしたツアーシリーズで欧州では初の開催となり、欧州でも人気の高い5th ALBUM『Withering to death.』と7th ALBUM『UROBOROS』を軸に、2Days構成(オーバーハウゼン公演を除く)で、各公演それぞれ異なる内容で行われた。
本作ではライブシーンに加え、その舞台裏やメンバーのインタビューなども盛り込んだ作品となり、2日間異なる内容で行われたライブの構成を踏襲し、ライブフィルムでも本編の内容、上映期間を分けて公開する。
今回の映画化について、濱崎監督は「よりコンサートに近い、リアルな空間というのを映像作品でできたらいいなと。あとは僕が、DIR EN GREYをスクリーンで見たかった」とコメント。タイトルについては「作品とみなさんの関係性を、絆とかっていう言葉ではなくて、もっと生々しい、命を感じるもの。DIR EN GREYとみなさんと楽曲の関係性を表現したかった」と言葉に力を込めた。
登壇時から座り込んでいた京は「これ、僕が考えたと思っていたんですよ。知らない間に考えていたのかなって。なんか、僕考えそうじゃないですか?」とツッコミ。Dieも濱崎監督に「寄せたでしょ(笑)?」と合いの手を入れ、濱崎監督が「80年代とか90年代のヤクザ映画というか…」と話すと、京が「古い?治安が悪いって言っているんですか?」とたたみかけ、タジタジにさせるなど、和やかなムードとなった。
ヨーロッパツアーで印象に残っていることについては、Toshiyaが「撮影の時、なぜかオレだけ雨が降っていて。オレ以外の時は晴れていって、雨男かなって思ったりしました」と回顧。濱崎監督は「5人のそれぞれの人柄が大好きなので。人間味が出ている感じを残しておきたいなと。ステージが人間離れしているので、そのギャップが大好きです」と熱い思いを伝えた。
作品の見どころについて、薫が「ステージからのやつはしっかり作り込んでいるので、いい音になっているなと…」とアピールすると、Shinyaも「ライブの迫力だったり、メンバーのしびれるせりふだったりを堪能してもらえたら」と呼びかけていた。
DIR EN GREY、舞台あいさつに登壇でトーク 監督が熱い思い「それぞれの人柄が大好き」
09/22 19:58
- 音楽
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