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横田慎太郎さん役・松谷鷹也がピッチング披露 映画『栄光のバックホーム』上地雄輔のミットに投げ込む

2025/09/25 21:32

  • 映画
映画『栄光のバックホーム』主演の松谷鷹也がセレモニアルピッチ (C)2025「栄光のバックホーム」製作委員会

 映画『栄光のバックホーム』(11月28日公開)に出演する松谷鷹也と上地雄輔が25日、埼玉・ベルーナドームでセレモニアルピッチに登場した。

【写真多数】『栄光のバックホーム』バッテリーががっちり握手

 同作は、阪神タイガースで将来を嘱望されながら、脳腫瘍を発症し、引退を余儀なくされ、28歳で亡くなった横田慎太郎さん(2023年死去)の生涯を映画化。元高校球児でもある新人俳優・松谷が、主人公の横田慎太郎を演じる。そして、慎太郎の母・まなみ役で鈴木京香がW主演。上地は、慎太郎のトレーナー・土屋明洋役を演じる。

 この日、同作の協賛企業・笑顔道鍼灸接骨院グループによる冠協賛試合「EGAODO MATCH 2025」埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦に松谷と上地が登場し、球場を沸かすナイスピッチングを披露した。

 高校時代にピッチャー経験がある松谷がピッチャー、キャッチャー経験がある上地がキャッチャー。大歓声の中で、松谷が「頑張ります!」と意気込むと、上地も「どんな球でも必ず受け止めたいと思います!」と続けた。

 松谷は、腕を大きくふりかぶってピッチング。球はまっすぐ飛んだが、ちょうど上地の直前でワンバウンド。キャッチしづらい球筋となったが、上地が神ブロックでキャッチしてみせた。

 松谷は「全力で、悔いのないように投げさせていただいたので、僕は大満足です。そして上地さんの神ブロッキングを見ることができたので。僕は感動しています」と語り、上地は「本番の前から練習をしていたし、いいボールを投げてたんで。すごく一番球に力がありましたね。(松谷)鷹也がすごく緊張しているのがヒシヒシと伝わりましたけど、でもちゃんと腕を振っていい球を投げてたんで。素晴らしいピッチングだったんじゃないかなと思います」とたたえた。

 あらためて松谷は「きょうはたくさんの方に映画の映像を見ていただけたので。本当にうれしかったです」と感謝。上地は「僕は本当にこの球場にいろんなご縁がありまして。仕事でも来たことがありますし、普通に野球もやったことがあるんですけれども、あらためてこういう形で帰ってこれて本当にうれしく思いましたし、この作品はもう横田慎太郎さんの生きざまがすべてこの作品に入ってると思ってます。この球場に足を運んでくださる方たちは、間違いなく野球に愛がある方たちだと思うので。ぜひ映画館でご覧になってほしいなと思っております」と呼びかけた。

 また、上地は「実は僕が最後にこの場所で受けたのは、松坂(大輔)投手の引退試合の時だったんです。なので、今回違った形で帰ってこれたのはうれしかったです。最後に『先輩ちょっと受けてください』と言われて出たんですけど、その次が彼(松谷)なんで。だからきょうは(キャッチしづらいワンバウンド投球となったことで)『こいつ!』と思いましたけどね」と冗談めかしつつ、「それだけ彼が一生懸命ピッチングを行ったということですよね」と松谷をねぎらった。

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