俳優のシム・ウンギョン、堤真一、河合優実、高田万作(高=はしごだか)、三宅唱監督が22日、都内で行われた映画『旅と日々』(11月7日公開)プレミア舞台あいさつに登壇。本作の「第78回ロカルノ国際映画祭」W受賞の報に対しての河合のリアクションを、シムが明かした。
【全身ショット】デコルテちらり!シンプルなドレスで登場した河合優実
本作は、8月に「第78回ロカルノ国際映画祭」で最高賞である金豹賞、およびヤング審査員特別賞をW受賞。日本映画では18年ぶりの快挙となった。日本映画で金豹賞を受賞したのは、2007年の小林政広監督『愛の予感』以来18年ぶり。これまでに最高賞を手にした日本人監督は衣笠貞之助、市川崑、実相寺昭雄、小林政広の4人。金豹賞となって以降は、三宅監督が4人目の快挙となる。
受賞について、改めて「本当にうれしいですし。目に見えない働きも含めて評価されたというのをみなさんに報告できるというのはよかったです」としみじみと語った三宅監督は、トロフィーが登場し感嘆の声が漏れると、「リュックに入れて持って返ってきました」と明かし会場を驚かせた。
堤と高田がうれしそうにトロフィーを手に持ってみる中、シムは「ピカピカですね。近づいて見るのははじめてなのですごいです。信じられないです」と目を輝かせ、受賞の報を聞いたときを振り返り、「河合さん泣きましたよね?」と河合に目を向けた。河合は「私?泣きましたっけ?」と戸惑いを見せ、シムからの「泣いてた!」という押しに、「ご飯食べてるときに監督から報告受けて、涙ぐんだかも」と譲歩しつつ、「大きい声は出たんですけど、泣いた記憶はないです」と苦笑い。シムは「私は泣かなかったんですけど、夢のようでした」と自分は泣いていないことを強調したうえで、「泣いたよ!」とさらに念押し。河合は「恥ずかしくて記憶がなくなっちゃった」と照れ笑いを見せていた。
本作は、つげ義春氏の漫画『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』を三宅監督が再構成し、現代的にアップデートしたロードムービー。行き詰まった脚本家が旅先での出会いを通じて一歩を踏み出す姿を描く。
夏の海辺で、ビーチが似合わない夏男(高田万作※高=はしごだか)が、影を抱える渚(河合)と出会う。何を語るでもなく、なんとなく散策するふたり。翌日も浜辺で再会。近づく台風の影響で大雨が降りしきる中、二人は海で泳ぐのだった。
冬、脚本家の李(シム・ウンギョン)は、ひょんなことから訪れた雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込み、やる気のない宿主・べん造(堤真一)と出会う。暖房もなく、雪に押しつぶされそうな宿で、李は夜の雪原へと導かれていく。
河合優実、受賞に涙? シム・ウンギョンの暴露に困惑「記憶はないです…」
2025/10/22 19:57
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