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スポーツマネジメント研究所 2024パリ五輪開幕直前 全国1万人アンケート調査結果

07/24 14:00

  • 学校法人産業能率大学
  • 調査・アンケート
注目競技:1位バレーボール 2位バスケットボール 3位柔道

 産業能率大学スポーツマネジメント研究所(所長:中川直樹 情報マネジメント学部教授)は、現地フランス時間の7月26日(金)に開幕する2024パリ五輪に関し、開催競技と日本代表選手に関する直前アンケートを実施しました。
 調査は7月16日(火)から18日(木)までの3日間、20歳から69歳までの国内在住の男女1万人に対し、総務省最新人口推計の都道府県・性別・年代構成比に基づいてインターネット調査会社を通じて実施しました。

1.注目競技(特に楽しみにしている競技を5つまで挙げてもらった結果)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O1-96kQSOWD

2.日本代表選手に関する調査結果(金メダル予想の分母は認知数。団体競技は最大値の選手に集約)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O2-m8TOil0Y

1. 注目競技に関する調査結果
 2024パリ五輪では32競技329種目が実施されます。本研究所では夏季五輪4回分の調査実績から、回答者が答えやすい区分と表記に変更した44競技分類※を用意しました。その上で、➊関心のある競技をすべて選択→➋特に楽しみな競技を5つまで限定→❸期待する理由や応援メッセージを記入の3プロセスで調査を実施しました。
 下表は➋の該当率を「注目度」として集計し、注目度順に❸の自由記述の抜粋を掲載したものです。バレーボールとバスケットボールは直近5大会で最高の注目度となりました。特筆すべきは、全競技に対して少なからぬ人たちが独自の楽しみを抱いている点です。1万人規模の調査から多様な志向が確認されました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O3-Gq5J7gJI

※ 陸上競技は「トラック種目」「フィールド(跳躍)」「フィールド(投てき)」「マラソン・競歩」「男子10種・女子7種」に、水泳は「競泳」「飛び込み」「水球」「アーティスティックスイミング」「マラソンスイミング」にそれぞれ5分割しました。また体操競技から「新体操」と「トランポリン」、バレーボールから「ビーチバレーボール」、バスケットボールから「3x3バスケットボール」をそれぞれ独立させました。競技名について、「ローイング」は「ボート競技」、「セーリング」は「ヨット競技」、「ブレイキン」は「ブレイクダンス」という表現に変更しています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O4-hcYOJEi2

2. 日本代表選手に関する調査結果
 日本代表選手に関する調査は、2024年7月15日現在で情報を把握できた男子218選手、女子193選手の計411選手を分析対象として実施しました。調査手順は、①知っている選手を全員選択→②特に注目している選手10名以内に限定→③出場競技での最高位の成績を予想という3プロセスです。それぞれ女子日本代表→男子日本代表の順で実施しました。

2-1.知名度上位50選手
 質問①の選手認知率を「知名度」と定義し、その値の上位50選手を掲載しました。全員が国民の10人に1人以上が認知している計算となる有名選手です。なお、総合1位は「平野美宇」選手でしたが、男性20代および女性20~30代では「大坂なおみ」選手、女性50代では「池江璃花子」選手が1位でした。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O5-yMYufJ7R

2-2.注目度上位25選手
 質問②(特に注目している選手を女子・男子別に10人以内)の該当率を「注目度」と定義し、上位25選手について、競技調査の質問❸の当該選手関連の自由記述の抜粋とともに掲載しました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O6-WTiKQbiG

2-3.金メダル予想上位25件
 質問③(出場競技での最高位の成績を予想)の選択肢は「金メダル」「銀メダル」「銅メダル」「入賞(4~8位)」「入賞は難しい」の5つです。そのうち「金メダル」予想の比率に着目します。ただし過去の五輪において、事前に注目度が高くなかった競技/選手が、メダル獲得によって一気に注目度を集めたケースが少なくありません。したがって、その選手の能力を正しく評価できる「当該選手認知者」を分母に、それに占める「金メダル予想者」の比率を「金メダル予想率」と定義しました。また質問自体は「選手」単位で行っていますが、同一の団体競技で値が異なると違和感を伴うため、該当する「バレーボール男子」については、金メダル予想率が最大の「石川祐希」選手に集約した上で上位25件を掲載しました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O7-DNScFwq9

2-4.地元からの熱視線
 選手の出身地情報をもとに、「全体の注目度」と比較して「出身地からの注目度」が有意に高い選手を、出身地での注目度20%以上を条件に抽出しました。競技調査の質問❸の出身地回答者の自由記述の抜粋とともに掲載します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O8-d0d8j2sy

【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ     
調査期間:2024年7月16日~18日の3日間
調査対象:日本在住の20歳~69歳の男女10,000人(総務省統計局2024年4月12日公開の「2023年10月1日現在推計人口」の都道府県・性別・年代構成比に準拠)
調査監修:小野田哲弥(産業能率大学スポーツマネジメント研究所研究員/情報マネジメント学部教授)
調査協力:阿部凌・岸下佳祐・小永吉祥太・長谷川也紗・松浦駆・宮野夏実(小野田ゼミ)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244060-O9-Rxa7PpDz
 
【産業能率大学】
■ホームページ:https://www.sanno.ac.jp/

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