TRT World Citizen(世界市民)「Humanitarian Film Festival(人道映画祭)」2024年度受賞者発表
11/08 18:07
- Turkish Radio and Television Corporation(TRT)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411089623-O1-10e6PV7I】
Turkish Radio and Television Corporation(TRT)主催の2024年TRT World Citizen 「Humanitarian Film Festival」受賞作品が発表されました。今年で6回目となるこの映画祭は、戦争、紛争、人権、気候危機といった重要なテーマを取り上げています。この日参加者は一日中、映画上映、パネル、ワークショップを楽しみました。イベントの最後の授賞式では、上位3作品が表彰されました。
【イスタンブール(トルコ) 2024年11月8日B2PRESS】 Turkish Radio and Television Corporation(TRT)は、人道問題を自由な観点から取り上げる重要なプラットフォームを映画制作者に提供する事を目的として、今年で6回目となるこのTRT World Citizen 「Humanitarian Film Festival」 を開催しました。参加者は受賞作品を鑑賞し、世界各国の著名人との討議を楽しみました。Ataturk Cultural Center(アタテュルク文化センター)で開催された授賞式は、TRTのMehmet Zahid Sobacı(メフメット・ザヒド・ソバク)局長の司会で行われ、大統領府のFahrettin Altun(ファフレッティン・アルトゥン)広報部長に加え、映画界や芸術界から多数のゲストが出席しました。
Altun(アルトゥン)広報部長:「私たちは、作品を通して人道に貢献するプロデューサーや監督を集めたこの映画祭をサポートします」
大統領府のFahrettin Altun(ファフレッティン・アルトゥン)広報部長は、授賞式で、「この映画祭は、人権、社会正義、平和を守り、環境問題が人間生活に及ぼす影響に取り組むことの重要性を強調するものです。また、人間の生命の重要性とその真実としての極めて本質的な性質を思い起こさせるものです。」と述べ、TRTがその活動を通じて、世界の平和と安定に対するテュルキエ(トルコ)の献身を代表することへの誇りを表明しました。「TRT World Citizen Humanitarian Film Festivalは、この問題に対するテュルキエ(トルコ)の感受性を組織だって表現する役割を果たしています。今や伝統となったこの映画祭を強くサポートし、人道に貢献する大切なプロデューサーや監督を一堂に集めたい」と、付け加えました。
TRTのSobacı(ソバジュ)取締役:「世界はおそらく、深遠な物語の映画をこれまで以上に必要としています。」
TRTの取締役であるMehmet Zahid Sobacı(メフメット・ザヒド・ソバジュ)氏は、授賞式で、Humanitarian Film Festivalは、世界的な人道問題に対する注目を集め、世界中で前向きな変化を促すことを目的としていると強調しました。毎年、映画祭は偏った正義がはびこる地域やそのような問題に焦点を当てた映画製作者を表彰していると述べました。Sobacı氏は、この映画祭に出品される作品が、映画の視覚的・聴覚的な力を駆使し、数多くの世界的な問題に取り組んでいることを強調しました。また、際限がないほど議論されるような複雑な問題を、映画製作者は、作品によって最も理解しやすい形で提示することができると加えました。
Sobacı氏は続けて、「トルコの公共放送として、TRTは映画を含むすべての放送、制作、活動において、見過ごされている人々の声を代弁し、見えないものを可視化する責任を負っています。そしてHumanitarian Film Festivalは、この責務を最も反映しています。この映画祭を通じて、社会から疎外され、軽視されている人々の闘いを人道意識の最前線に届け、テュルキエから世界へ理解の扉を開き、映画の力を世界的な人道問題に方向づけするよう努めています。」と述べました。
業界の専門家によるパネルとワークショップ
映画祭では、最終選考に残った10作品の上映だけではなく、業界を代表する著名人によるパネルディスカッションやワークショップが行われました。その主なものは、審査委員長のAida Begic(アイーダ・ベギッチ)氏、審査委員のAbdulhamid Guler(アブデュルハミド・ギュレル)氏、Faysal Soysal(フェイサル・ソイサル)氏、Darin J. Sallam(ダリン・J・サラム)氏による「Humanitarian Filmmaking Panel(人道主義映画製作パネル)」、Buşra Bulbul(ビュシュラ・ビュルビュル)氏とSina Salimi(シーナ・サリミ)氏による「Film Analysis Masterclass(映画分析マスタークラス)」、俳優のOlgun Simek(オルグン・シメク)氏による「Acting Masterclass(演技マスタークラス)」などです。
今年の「Best Film(最優秀作品)」賞は、エクアドルのRoberto Valencia(ロベルト・バレンシア)監督の「The Strange Case of the Human Cannonball(人間キャノンボールの奇妙な事件)」でした。第2位はパキスタンのAli Sohail Jaura(アリ・ソハイル・ジャウラ)監督の「Murder Tongue」、第3位は日本のJimmy Ming Shum(ジミー・ミンシュム)監督の「Talk to Me(トーク・トゥ・ミー)」でした。
(日本語リリース:クライアント提供)
ソース:Turkish Radio and Television Corporation(TRT)
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