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AsiaNet 201196 (0293)
【ボゴタ2025年11月3日新華社=共同通信JBN】UMF-Shanghai Adapted Index Application Report (English version)(UMF -上海適応指数応用報告書(英語版))が10月31日(現地時間)、コロンビアのボゴタで開催された2025年世界都市デーの世界記念行事の開会式で発表されました。
世界に向けた発表に先立つ数日前には、報告書の中国語版が、上海で開催された2025年 SDG Cities Global Conference(SDG都市グローバル会議)で国連人間居住計画(ハビタット)アジア太平洋地域事務所の石垣和子代表により発表されました。SDG都市グローバル会議は、国連ハビタットとShanghai Municipal People's Government(上海市人民政府)が共催し、Shanghai Municipal Commission of Housing, Urban-Rural Development and Management(上海市住宅・都市農村開発管理委員会)が主催しました。
とりわけこの報告書は、応用シナリオに向けた指標システムの設計に関する提案を行い、メガシティーや科学技術革新都市、健康的な都市、住みやすい都市など、多くの応用シナリオに向けた指標システムを明らかにしています。
UMF -上海適応指数は、国連ハビタット、中国の4住宅都市農村建設省、上海市人民政府の共同支援と指導の下で国際的な研究チームが開発した権威ある指数です。
この指数は、世界の都市の持続可能な開発の進捗状況に関する科学的な診断と傾向分析のために、2021年の中国での世界都市デー記念行事で披露されました。
UMF -上海適応指数は、特定のランキングを提供するのではなく、都市の持続可能な開発レベルの進捗状況を測ることに焦点を当て、開放されたプラットフォームとして機能し、全体の指標システム建設における適応可能なアプローチを特徴としていることにより、その先進性や開放性、適応性が知られています。
指数に関する研究は概して、先進性を活用して行動を奨励し、各都市が希望を見出して取り組みを進めるのを可能にしています。方向性を導くための包括性に依存し、都市開発が均衡し、調整され、さらに真に持続可能であること確実にしています。さらにカテゴリー化を用いて主要な優先事項に焦点を当て、指数の開発がさまざまなタイプの都市にとって関連性があり刺激的であることを確実にしています。
UMF -上海適応指数はその発表以来、世界中のさまざまなタイプの都市で実験的に導入されてきました。これまでに世界の100を超す都市が試験的な応用を進めています。
将来は世界的な都市データベースが徐々に確立され、オープンで共有された方式で世界の都市に提供され、都市の持続的な開発の診断と分析に価値がもたらされます。
ソース:Shanghai Municipal Commission of Housing, Urban-Rural Development and Management
