野生動物の増加悩み イノシシの生息域拡大、捕獲追い付かず

02/28 15:20

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避難区域内で目撃情報が相次ぐイノブタ。餌を探しながら町内を歩く群れ=2014年2月、富岡町

 震災から間もなく5年。津波や東京電力福島第1原発事故の影響などで大きく変わってしまった本県の自然環境。浜通りの避難区域などを中心にイノシシやイノブタ、アライグマなどの野生動物が増え続けており、避難解除で住民帰還を進める中で、駆除などの対策が急務となっている。その一方で、津波に遭った沿岸部では干潟ができるなどして、絶滅危惧種に指定されている「ウミミドリ」「ツツイトモ」などの貴重な植物も相次いで見つ...

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