福島市出身の作曲家古関裕而夫妻をモデルとしたNHKの朝ドラ「エール」で、劇中に登場する喫茶店「喫茶バンブー」の再現セットへの来場者数が8日、1万人を達成した。同日、セットがある福島市の古関裕而記念館前広場休憩所でセレモニーが行われた。
1万人目となったのは茨城県の夫妻。福島市観光コンベンション推進室の清野良彦室長が市内で取れたリンゴや古関グッズを贈った。夫妻は「朝ドラは夢中で見ている。台風が心配だったが、来て良かった」と喜んだ。
喫茶バンブーを再現したセットは9月1日に設置された。小道具なども展示しており、カウンターで写真を撮るなど、記念館への来館と合わせた人気スポットとなっている。来年3月末まで設置予定。