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イエメンのフーシ派に報復 イスラエル、支配地域攻撃

07/21 05:04

 無人機攻撃を受けたイスラエル・テルアビブの現場=19日(MAGEN DAVID ADOM提供、ゲッティ=共同)

 【ワシントン、エルサレム共同】イスラエル中部テルアビブで1人が死亡した無人機(ドローン)攻撃を受け、イスラエル軍は20日、実行を認めたイエメンの親イラン武装組織フーシ派支配地域を戦闘機で報復攻撃したと発表した。フーシ派系列メディアは支配地域の港で大規模な爆発が起きたと伝えた。

 イスラエルのガラント国防相は軍当局者との会合で報復攻撃を示唆し「防衛体系を強化し、イスラエルに攻撃する者と決着をつける」と述べていた。パレスチナ自治区ガザの戦闘が地域紛争に拡大する事態が懸念される。

 イスラエル軍は20日もガザ各地で攻撃を続けた。AP通信によると、中部のヌセイラトやブレイジでは空爆により少なくとも13人が死亡した。ガザ保健当局は20日、昨年10月の戦闘開始後のガザ側死者が3万8919人になったと発表した。

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