舞台『まいっちんぐマンガ道~明日への扉』公開リハーサルが9日、東京・新宿御苑のサンモールスタジオで行われた。原作の漫画家・えびはら武司氏をはじめ、出演者が出席した囲み取材で、主題歌&劇中音楽を手掛けた5人組ロックバンド・FLOWのTAKEがコメントを寄せた。
【写真】舞台シリーズの完結を発表した原作者のえびはら武司氏
本作は、藤子不二雄氏の弟子として、さらにアニメ化や映画化もした『まいっちんぐマチコ先生』で知られるえびはら氏の自伝的作品『まいっちんぐマンガ道』の舞台化の第4話であり、シリーズ完結編。これまで、藤子不二雄スタジオ入所から漫画家の決意を固める第1話(2020年7月)、スタジオでの日々を描いた青春物語の第2話(2021年2月)、『ドラえもん』のヒットと主人公がスタジオを飛び立つまでの第3話(2021年9月)を経て、今作では、えびはら氏の漫画家人生の総決算として、師である藤子不二雄、そしてマンガ道への感謝を込めた物語になっている。
TAKEは同作の主題歌「I・N・G」の作曲を担当した。作詞は脚本・演出を務めた鳳恵弥。TAKEは「『まいっちんぐマチコ先生』は子供の頃に、はらはらどきどき楽しませてもらっていました。今回、先生の作品のテーマソングという形で関われたことうれしく思います。楽曲に関してはちょっとした仕掛けを用意しているので、そこも含めて楽しんでもらえたらと思います」とコメント。それに出演者は「仕掛け?」「知らない知らない」と誰も知らない様子で。その仕掛けについて、囲み取材の場では明かされなかった。
この日は、えびはら氏、亀吉、横山一敏、古川九一、鳳、ましろ悠、渋木美沙、久保沙由季、西雲アキラも参加した。
舞台はきょう9日から13日まで同所で開かれている。
FLOW・TAKE、舞台主題歌に仕掛け 役者陣も「知らない」と驚き
10/09 16:38
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