東京電力福島第1原発事故による避難指示で学校ごと避難を余儀なくされた児童生徒は、避難先に転校した子ども、避難先で再開した学校で学ぶ子どもの違いこそあれ、多くが不自由な教育環境の中で2年6カ月を歩んできた。「古里」の校舎で一度も学ぶことなく3年目の2学期を過ごす子どももいる。「郷里で学ぶ」ということは何を意味するのか。ここに問題提起したのが双葉郡の教育長たちだ。曲折を経ながらも実現に向...
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