郡山市の県道で8月11日夜に男性がはねられ死亡した事故で、郡山署は2日、ひき逃げ事件の可能性を視野に調べていたが、捜査の結果、死亡事故と判明したと発表した。
同署によると8月11日午後10時15分ごろ、同市大町2丁目の県道で同市並木、中学校教頭の男性(59)が同市字五百渕西、会社員男性(34)の乗用車にはねられた。
中学校教頭は飲酒後に道路上で倒れていて、乗用車にはねられて死亡したという。会社員男性は当時、関与した可能性があると、現場に駆け付けた警察官に申し出ていた。同署は複数の車が関わったひき逃げ事件の可能性を視野に調べていたが、はねたのは会社員男性の乗用車のみだったことから死亡事故と判断した。