古里を遠く離れた地で、家族のつながりを保ちながら県外避難を続ける伊藤さん=新潟県五泉市 「福島県の放射線量は今も変わらない。県外での生活に根付かざるを得ない」。避難区域外の郡山市から新潟県五泉市に自主避難した伊藤あゆ美さん(29)は、原発事故から2年半を迎えた今の心境を明かす。 五泉市は福島第1原発から約170キロ離れている。同市は震災直後から避難者を受け入れ、一時は約60世帯...
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