津波犠牲者を慰霊する「施餓鬼柱」を見つめる猪狩さん。「供養を絶やさないことが使命」と決意する=いわき市平薄磯 津波で被災したいわき市の薄磯地区。がれき撤去が進み、住宅があった場所は痕跡を残して野原と化している。地区で唯一の寺院修徳院(しゅとくいん)には、犠牲者を慰霊する「施餓鬼柱(せがきはしら)」が建つ。住職の猪狩弘栄(こうえい)さん(44)は「震災で負った心の傷は癒えることはない。亡...
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