• X
  • facebook
  • line

【古関裕而生誕110年】音楽で国民に『夢』与える 戦後復興と歩んだ曲

2019/08/18 16:50

  • 有料記事
沼尻軽便鉄道のディーゼル機関車と客車の前に、朝ドラ放映記念の横断幕が掲げられた=7月、猪苗代町「緑の村」

 古関裕而は多くの戦時歌謡を手掛けたが、戦後に責任を問われることはなかった。しかし、自身の曲が前線の兵士やその家族らに歌われたことを「何とも言えない複雑な気持ち」と周囲に語っており、償いの気持ちを抱いていたようだ。  古関裕而を長年研究する斎藤秀隆氏(77)=福島市=は「不本意な戦時歌謡を強いられた古関も戦争の犠牲者である」と指摘する。加えて「古関は常に平和を愛する心を持ち続けた。その心が戦後、一...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line