東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年目となる中、全国では国や東電に対して、約30の民事裁判の集団訴訟が起こされ、原告数は1万2000人を超えている。3月には仙台と東京の2高裁で東電の責任と慰謝料の上積みを認める司法判断が出された。大きな被害を受けた原発事故の責任は誰が、どのように取るのか。裁判所で審理が続いている。 集団訴訟では、東電や国がさまざまなデータを基に大津波を予見し、あら...
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