『請戸ブランド』再興への一歩 かつての活気を...水産加工団地

07/11 11:45

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「請戸で事業再開できて良かった。市場関係者の期待に応えていきたい」と話す柴社長=浪江町請戸

 【双葉郡】東京電力福島第1原発事故で避難指示が出された双葉郡の津波被災地では、かつての活気を取り戻すための取り組みが始まっている。  浪江町の請戸地区では、漁港を中心として漁業復興が一歩一歩進む。町が整備した水産加工団地で、4月に事業を再開したのは、全町避難により休業していた地元の柴栄水産だ。「地元で水揚げした魚を取り扱えるのは本当にうれしいな」と、柴孝一社長(82)の弾むような声が、真新しい施...

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