過酷な訓練は続く。高さや煙との闘いだ。まずは高さ15メートルのはしごを素早く登る「はしご登はん」訓練だ。「7メートルの高さから降下したんだ。もう怖いものはない」。しかし、はしごを前にするとその覚悟は揺らいだ。(喜多方支社・斎藤優樹) 喜多方地方消防本部の隊員たちは素早く命綱を締めると、リズム良くはしごを登っていく。その姿は寸分のずれがなく美しい。訓練の隊長を務める伊藤和司さん(41)は「はしご...
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