「県北では厄年を迎えた人が台所用洗剤を年の数だけ配る」という風習について、前回はその概要と、行われている地域を調査した。今回はその起源に迫りたい。 遊んで厄飛ばす 今では台所用洗剤を配るのが一般的だが「昔は紙風船や凧(たこ)を配った」という情報が多数寄せられた。代表的な投稿を紹介すると、「女の人の厄払いには紙風船(てんまり)を、男の人の厄払いには凧(てんばた)を年の数だけ用意し、近所や親類など...
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