• X
  • facebook
  • line

【洗剤配り厄払い(中)】凧や流し船の風習、時代に伴い変化

2022/02/24 11:22

  • 有料記事
伊達市梁川町で使われた厄流しの船(上)と船にさおを立て、祝いの言葉を掲げ、厄払いの宴席に飾った(県立博物館所蔵)

 「県北では厄年を迎えた人が台所用洗剤を年の数だけ配る」という風習について、前回はその概要と、行われている地域を調査した。今回はその起源に迫りたい。  遊んで厄飛ばす  今では台所用洗剤を配るのが一般的だが「昔は紙風船や凧(たこ)を配った」という情報が多数寄せられた。代表的な投稿を紹介すると、「女の人の厄払いには紙風船(てんまり)を、男の人の厄払いには凧(てんばた)を年の数だけ用意し、近所や親類など...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line