「厄年を迎えた人は洗剤を年の数だけ配る」という県北独特の風習を取り上げた今回の「洗剤配り厄払い」編。調べれば調べるほど厄払いの深い世界が広がっていた。 1970年代から? そもそも厄払いとは「神仏に祈るなどして厄難を払い落とすこと」(広辞苑第7版)だ。洗剤を配るのは全国的にも珍しいが、県立博物館に聞くと「厄年の人が物を配るという行為には、厄をみんなで肩代わりする、分散するという意味がある」とい...
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