前回は、「基準値」についておさらいしました。 そもそも基準値は、それを「下回っていれば安全」と「超えてしまうと危険」を分ける、境界値ではありません。十分に安全を見込んで作られている数字です。例えば、年間で追加被ばくが「1ミリシーベルト」という値は、がんを含む健康影響を懸念するレベルに比べて、十分に低いです。 今回は、私たちが行っているさまざまな「検査」は、私たちがこれまで日常的に受けていた放射...
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