前回は、災害が起こった際に誰が避難指示を出すのかについて説明しました。避難指示は災害対策基本法という法律に基づいて、市町村長が発令するものです。都道府県知事や内閣総理大臣ではありません。その一方、広域になったり、原子力や放射線という高度に科学的な判断が必要になったりする原発事故では事情が異なりました。今回の原発事故当時は、原子力災害対策特別措置法に基づき、内閣総理大臣が指示を出していました。 ...
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