• X
  • facebook
  • line

ロッテ佐藤都志也(聖光卒)初の球宴 プロ5年目、監督選抜

07/09 09:10

佐藤都志也捕手

 8日発表されたプロ野球マイナビオールスターゲーム2024の監督選抜選手にロッテの佐藤都志也捕手(聖光学院高卒)が初選出された。同校出身者がオールスターに選出されるのは阪神の湯浅京己(あつき)投手以来2人目。

 佐藤は今季62試合に出場し、リーグ3位の打率2割9分3厘(7日時点)をマークしている。プロ5年目で初めての球宴に「純粋に楽しみ。大学の一つ上の先輩、楽天の(藤井)聖さんとバッテリーを組めたらうれしい」とコメントした。

 いわき市出身。平二中から聖光学院高に進み、2、3年夏に甲子園出場。卒業後は東洋大に進学し、3、4年では大学日本代表に選ばれた。2019年にロッテから2位指名を受けた。

 「記憶残るプレーを」 聖光の斎藤監督がエール

 佐藤の初選出を受け、関係者からは喜びの声が上がった。聖光学院高野球部の斎藤智也監督は「一軍にいることも大変なのに、選出は非常にうれしい。ファンの記憶に残るようなプレーをしてほしい」とエールを送った。同じ捕手の佐藤羅天(らま)主将(3年)は「聖光らしい泥くさいプレーで頑張ってほしい」と励ました。

 中学野球のいわき市選抜チーム「いわき松風クラブ」の代表で指導した磯崎邦広さん(65)も活躍を喜び「地元への思いが強く、努力家で礼儀正しい。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出るような選手になってほしい」と期待を口にした。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line