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男子5000競歩、長谷川智里が県新V 福島県総合陸上

07/13 09:00

【男子5000メートル競歩】19分46秒67で県記録を更新した長谷川智里(東京学芸大4年)=とうほう・みんなのスタジアム

 陸上の第77回県総合スポーツ大会・第79回県選手権大会は第2日の12日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで16種目の決勝が行われた。男子5000メートル競歩は長谷川智里(ちさと)(東京学芸大4年、会津高卒)が19分46秒67で11年ぶりに県記録を更新し、1位に輝いた。

 【男子】
 ▽5000メートル競歩〈1〉長谷川智里(東京学芸大)19分46秒67=大会新、県新〈2〉大竹雄大(郡山東高)21分9秒35=総スポ新(少年共通)〈3〉荒井爽汰(平成国際大)〈4〉長謙吾(会津高)〈5〉荒井俐人(帝京安積高)〈6〉伊藤友仁(会津工高)〈7〉山内一輝(都留文科大)〈8〉金成勇斗(平工高)

 11年ぶりに記録更新

 男子5000メートル競歩で長谷川が圧巻のレースを見せた。2位以下を大きく引き離し、19分46秒67でゴール。これまでの県記録を11秒28短縮し、11年ぶりに記録を塗り替えた。

 「県新記録と自己ベスト更新を狙っていたのでうれしい」。ゴール後には笑顔を浮かべる。6月に埼玉県で開かれた国立四大学対校陸上競技大会で既に県記録を上回る成績は残していた。正式に記録として残る今大会で、結果を残さなければならないというプレッシャーがあったという。

 前半から記録を更新するつもりでペースを上げた。残り3周のところで、サングラスを外して気合を入れ直し、スパートをかけ、後続に1分以上差を付けてゴール。「予定通りのペースで中盤まで粘れた」と振り返った。

 快勝はしたものの、後半に疲れからフォームが乱れ、審判から警告を出されたことが課題となった。次の目標は日本学生対校選手権(インカレ)。「優勝を狙いたい」と意気込んだ。(佐藤未羽)

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