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大堀彩、ホキコバ、ワタガシ...充実の代表合宿 パリ五輪バド

07/13 09:30

「すごくいい形で調整できている」と話し、軽快な動きを見せた女子シングルスの大堀彩=味の素ナショナルトレーニングセンター

 パリ五輪に出場するバドミントン日本代表が12日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開した。五輪初出場となる女子シングルスの大堀彩(トナミ運輸、会津若松市出身)は「緊張感は日に日に増している。すごくいい形で準備できている」と充実した表情を浮かべた。

 大堀は実業団や大学生の選手を相手に体の状態を確かめながら、打ち込みや実戦形式の練習に汗を流した。両膝にはテーピングが巻かれていたが「そんなにひどくはない。元気な体の状態で合宿に入ってこられている」と強調。合宿では「けがをしないことを大前提に自分を追い込んで、戦術を立てて、心の部分の準備も大切にしていきたい」と話した。

 合宿には富岡高卒で男子ダブルスの保木卓朗、小林優吾組(トナミ運輸)、東京五輪銅メダリストで混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)も参加している。

 初出場となる保木は「いよいよだなと感じ、わくわくしている」と気持ちを高ぶらせ、渡辺は金メダル獲得を目標に掲げ「一生懸命やることに注力してきたからこそ、もう一度五輪の舞台に立つことができる。一生懸命に練習して、いい状態で臨むことが一番大事だ」と闘志を奮い立たせた。

ワタガシ連係などを確認した混合ダブルスの渡辺勇大(左)と東野有紗

ホキコバ体の状態を確認しながら汗を流した男子ダブルスの保木卓朗(左)と小林優吾

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