パリ・パラリンピックに出場する車いすラグビー日本代表の橋本勝也(22)=日興アセットマネジメント、田村高卒=は19日、出身地の三春町で激励会に臨み、「金メダルを見せられるように頑張りたい」と抱負を語った。
橋本が同町職員だった際の同僚ら約30人が出席した。坂本浩之町長は「前回大会は銅メダルを獲得し、町民に感動を与えてくれた。町民一同、橋本選手の気迫あふれるプレーを期待している」と激励した。
橋本は「『大会頑張ってね』や『応援してるよ』と多くの町民の方々から声をかけていただく」と地元からの応援に感謝を伝え、「目の前の一戦一戦に集中して戦えばおのずと結果が付いてくるはず」と金メダルの獲得を誓った。
町が後援会設立
町は同日、橋本を後押しする「橋本勝也選手後援会」を設立した。町内団体、田村高同窓会、福祉施設などで構成し、坂本町長が会長に就く。パリ・パラリンピックに出場する橋本の競技活動を支援するため寄付金を集めるほか、試合の応援活動を行う計画だ。