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水生昆虫の生態知って タガメやゲンゴロウ減少 猪苗代でパネル展示

07/23 09:20

水生昆虫の現状について解説する平沢副館長

 近年急激に数を減らしている水生昆虫について知ってもらおうと、猪苗代町のアクアマリンいなわしろカワセミ水族館は、タガメやゲンゴロウに関するパネルを館内に展示している。

 同館が加入する全国昆虫施設連絡協議会と環境省の連携事業の一環。国内希少種に指定されているタガメとゲンゴロウの生態や現状、保存活動などについてパネルを作製し、館内の一角に設置した。このほか同館では通年で約50種の水生昆虫を展示している。

 パネル展示を担当した平沢桂副館長は「タガメやゲンゴロウは全国的に数が減り続けており、危機的な状況であることをたくさんの方に知ってほしい」と話している。

 入館料は高校生以上700円、小中学生300円、未就学児無料。時間は午前9時半~午後5時。問い合わせは同館(電話0242・72・1135)へ。

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