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著名人かたる投資詐欺で中国籍の男を起訴

07/24 07:30

 交流サイト(SNS)上で著名人をかたるなどして県内で初めて摘発されたSNS型投資詐欺事件で、地検いわき支部は23日、資金決済法違反の罪で東京都墨田区、中国籍の会社役員の男(34)を起訴した。

 起訴状などによると、被告はほかの人物と共謀の上、国の登録を受けず業として3月9日~4月8日の間、いわき市や福井県、香川県の計5カ所で3人から仮想通貨「USDT」の販売代金として現金計1億1270万円を受領。指定されたコインアドレスに計72万3046USDTを移転して電子決済を販売した、としている。

 被告はジャーナリストの池上彰氏や実業家の堀江貴文氏らに成り済まして現金をだまし取ったとして、いわき中央署が詐欺の疑いで3度逮捕。3件の詐欺容疑について、地検いわき支部は23日までに処分保留とした。今後、任意で捜査を続ける。

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