福島市鎌田字一本松の市道で24日深夜、70代男性が暴行を受け、けがをした事件で、殺人未遂の疑いで福島北署に逮捕された同市西中央2丁目、会社員の男(46)が鈍器を使い、男性の頭の同じような場所を複数回殴ったとみられることが26日、捜査関係者への取材で分かった。
同署によると、男性は頭の骨が折れており、意識不明の重体という。男は容疑を否認している。同署は凶器の特定を進めているが、現時点で凶器は見つかっていない。
捜査関係者によると、2人は面識はあるが、関係性は薄く、男性は第三者に依頼されて現場で男と待ち合わせをし、落ち合ったとみられる。男が金銭トラブルを抱えていた可能性もある。
現場には男性が乗っていたとみられる乗用車が、運転席のドアが開いた状態で止まっており、同署は男性が降車後すぐか、乗り込む直前に暴行を受けたとみて詳しい状況を調べている。