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コメ42トン確保、販売 JAふくしま未来、6日から直売所

09/06 07:55

6日の開店に向けてコメを並べる担当者=福島市・ここら矢野目店

 スーパーなどの一部店舗でコメが品薄となっていることを受け、JAふくしま未来は5日、2023年産米42トン(10キロ袋4200袋分)を確保したと発表した。6日から福島、伊達、安達、そうまの各地区の直売所計10店舗で販売する。主力品種のコシヒカリの流通が始まる10月上旬まで、在庫を切らさず供給することを目指す。

 同JAによると、販売するのはコシヒカリと天のつぶの5キロ袋と10キロ袋。ただ、42トンのコメを地区ごとに振り分けるため、直売所が六つある福島地区では1店舗当たり1日1桁台しか並ばない可能性があるという。

 管内のコメの在庫を巡っては、伊達地区で7月、福島地区では8月末になくなった。安達、そうま両地区では在庫があったものの、整理券を配布したり、数量を制限したりするなど厳しい販売状況だったという。

 このため同JAは、コメ不足解消を目的に、乾燥調製貯蔵施設カントリーエレベーターの余剰米を集めるなどした。担当者は「直売所に行けばコメがあるという安心感を持ってもらいたい。今後は日ごとの販売計画などを作成して安定的に供給できる体制をつくりたい」と話した。

 【販売店舗】ここら矢野目店、ここら吾妻店、Yショップここら西店、ここら黒岩店、ここら清水店、ここら川俣店、みらい百彩館んめ~べ、こらんしょ市二本松店、旬のひろば、ふれあい旬のひろば

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