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再生資源物の保管施設「ヤード」25年1月1日に規制条例施行へ

09/13 08:05

 金属スクラップなどの再生資源物を屋外で保管する「ヤード」の適正管理と事故防止を図る「県特定再生資源物の屋外保管の適正化に関する条例(金属スクラップヤード規制条例)」について、県が来年1月1日に施行する方針を固めたことが12日、分かった。17日開会の県議会9月定例会に関連議案を提出する。

 県は6月定例県議会で条例制定方針を表明し、関係機関の意見を踏まえて内容を詰めていた。県内にヤードは85カ所あり、一部で騒音や振動に苦情が出ていたほか、火災などの恐れも懸念されている。

 条例では、敷地面積100平方メートルを超えるヤードを設置する場合、新たに県の許可を必要とする。ヤード設置後は使用前検査を実施し、現場責任者の設置を義務付ける。許可は5年ごとに更新を受ける。違反などの行為には罰則や行政処分を適用する。

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