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鶴ケ城照らす光 認知症啓発、20日までライトアップ

09/17 09:10

オレンジ色にライトアップされた鶴ケ城

 9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、認知症の人と家族の会県支部会津地区会は、認知症の理解と介護者の支援を訴える啓発活動に力を入れている。世界アルツハイマーデーの21日に街頭活動を行うほか、14~20日には各関係団体の協力を得て、機運情勢を図るライトアップを行っている。

 今年1月1日に、認知症の人が尊厳と希望を持って暮らせる共生社会の実現を目的とした認知症基本法が施行された。同法も9月を認知症月間と設定している。

 同地区会代表世話人の阿久津恵子さんは「認知症の人は『何も分からず、何もできない』という先入観をなくしていきたい」と話す。家族が認知症であることを周囲に知られないようにしている人たちを多く見ているといい、啓発活動を通して、認知症の人が自分らしく生きていることを周囲に理解してもらえるような社会の実現を目指している。

 街頭活動は、リオン・ドール会津アピオ店で午後3時から1時間実施する。ライトアップは鶴ケ城、竹田綜合病院、山鹿クリニックの協力を得て、オレンジ色にライトアップしてもらう。

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