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郡山七、大槻、郡山一、若松四が全国へ 全日本合唱東北大会・中学校部門

09/22 11:35

4回連続7度目の全国大会出場を決めた郡山七
初の全国大会出場を決めた大槻
5回連続7度目の全国大会出場を決めた郡山一
4大会ぶり11度目の全国大会出場を決めた若松四

 第76回全日本合唱コンクール東北支部大会は2日目の21日、仙台市で中学校部門が行われた。福島県勢は同声の部で郡山七、大槻、若松四、混声の部で郡山一が金賞に輝き、全国大会出場を決めた。総合順位は郡山七が3大会連続で1位となったほか、大槻が3位、郡山一が4位、若松四が6位だった。

 全国大会出場は、郡山七が4回連続7度目、郡山一が5回連続7度目、若松四が4大会ぶり11度目。大槻は初めて全国の切符をつかんだ。2020年の全国大会は新型コロナウイルスの影響で中止だった。

 郡山七の板垣緩奈(かんな)部長(3年)は「(別の大会や試験など)スケジュールに余裕がなくて不安もあったけれど、自分たちが今までやってきたことを出すことができた。仲間を信じて歌ったことが結果につながった」と話した。

 大槻の吉田悠華部長(3年)は「言葉に表せないくらいうれしい。一つ一つの音や言葉を大切に、表現を深められるよう皆で頑張ってきた。全国大会でも後悔のないようにやり切りたい」と歓喜した。

 郡山一の森千華(ゆきか)部長(3年)は「先輩たちがつないできた音楽を引き継ぎたいという思いがあった。自分たちに今できる最大限の力を発揮できた」と語った。

 若松四の栗城梨子部長(3年)は「楽しく歌うことができたし、今までで一番いい演奏ができた。全国大会は未知の世界だが、曲をもっと深く追求してより表現できるようにしたい」と意気込んだ。

 県勢ではこのほか郡山二、須賀川二、仁井田、郡山五、二本松一も金賞を受賞したが、全国大会出場はならなかった。

 中学部門では同声、混声の両部門で計39団体を審査。本県からは13団体が出場した。中学・高校部門の全国大会は10月26、27の両日、さいたま市大宮区のソニックシティで開かれる。

 東北支部大会最終日の22日は大学職場一般部門が行われる。金賞以外の県勢の成績次の通り。(成績順)

 ◇同声 ▽銀賞=草野、船引、北信

 ◇混声 ▽銀賞=三春

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