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学法石川1年生が口火、終盤に猛攻 秋季高校野球福島県大会

09/30 08:50

◎ーーあいづ球場ーー◎

3位決定戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9
学法石川 1 0 0 0 0 0 3 7 11
ふたば未来 0 1 0 0 0 0 0 0 1

(8回コールド)

【ふたば未来―学法石川】7回表学法石川2死三塁、勝ち越しの適時打を放つ小宅=あいづ球場

 第76回秋季東北地区高校野球福島県大会は最終日の29日、あいづ球場(会津若松市)で決勝と3位決定戦が行われた。3位決定戦では学法石川がふたば未来に11―1で八回コールド勝ちし、5年連続24度目の東北大会出場を決めた。

 東北大会の最後の切符は、2年連続のセンバツを目指す学法石川が圧巻の試合運びで手にした。七回に勝ち越しの内野安打を放った学法石川の小宅海叶(かいと)(1年)は「東北大会に行くことができてほっとしている」と笑顔を浮かべた。

 この日は、5打数4安打と打線をけん引。1―1で迎えた七回表、2死三塁の場面で外角真ん中の直球を二塁方向へ飛ばし、三走を生還させた。「仕事ができたと思う」と、大きく勝利をたぐり寄せる一打に。好調の要因は「打席に入る前に、笑顔をつくること」。緊張もほぐれたことで強気に戦い続けることができた。

 昨年、県大会3位で出場した東北大会で4強入りした学法石川。2年連続の上位進出に向け、小宅は「トップバッターとして、がむしゃらに出塁し、次の打者につなげたい」と全力で臨む姿勢を見せた。

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