プロ野球のドラフト会議で西武から育成6位指名を受けた学法石川高3年で内野手の福尾遥真(18)は10日、球団と仮契約を結んだ。背番号は12月1日に埼玉県所沢市で開かれる新入団選手発表会で発表される見通し。支度金350万円、年俸280万円(金額は推定)。
福尾は仮契約後、石川町で報道陣の取材に応じた。西武の野球帽をかぶり「西武は打撃や守備のレベルが高い印象がある。源田壮亮(そうすけ)選手から守備の意識や動作を学び、日本一の遊撃手を目指したい」と意気込みを語った。
福尾は千葉県出身で身長181センチ、体重77キロの右投げ左打ちの内野手。懐が深い堅実な守備とミート力が持ち味で、同校では1年の秋からレギュラーを務めた。