14日午後、会津若松市の30代男性から、交流サイト(SNS)を通じた投資話で約2千万円をだまし取られたと会津若松署に届け出があった。同署は詐欺事件とみて調べている。
同署によると、男性は10月5日~今月14日、フェイスブックを通じて女性を名乗る人物とやりとりするようになり「お金を稼ぐことができる投資がある」などと言われ、投資アプリに誘導された。男性は投資アプリ上で暗号資産を購入し、指示通りに入金すると、アプリ上では利益が出たように見えたため入金を繰り返した。
その後、「銀行カードの信用情報が下がった。信用情報を上げるにはさらに入金する必要がある」と要求された。男性は計13回にわたって約2千万円の暗号資産を入金。催促が続いたのを不審に思い、家族に相談したことで被害に気付いた。