セブン―イレブン・ジャパン(東京都)とヨークベニマル(郡山市)は19日から、福島県内の計500店舗で「『ふくしまプライド。』全力応援フェア」を実施する。12月2日まで、県産食材を使用した商品や地域になじみのあるメニューなど計48種を販売、地産地消の取り組みを一層推進する。
フェアの開催は昨年度に続き2年目。今年はセブン―イレブン421店舗、ヨークベニマル79店舗でおむすびや総菜、菓子パンなどを販売する。商品には「ふくしまプライド。」の金色のシールを貼ってPRするほか、一部商品は買い物ポイントを付与する。
セブン―イレブン・ジャパンオペレーション本部福島・茨城ゾーンの鳴海健二ゾーンマネジャーとヨークベニマルの真船幸夫会長が14日、県庁で内堀雅雄知事に報告した。内堀知事はA―Plus(田村市)のフリルレタスなど県産野菜を使った「野菜ミックスサンド」や、鈴木農園(郡山市)のナメコを使った「郡山産なめこ使用オクラの湯葉あんかけ」を試食し、県産食材の品質の高さを絶賛。「多くのお客さんに商品を食べて、おいしいと笑顔に、健康になってもらいたい」と話した。
鳴海ゾーンマネジャーは「福島県のさらなる躍進や発展のお手伝いをしたい」と述べ、真船会長は「創業の地で福島の生産者の皆さんを応援することはわれわれの最大の使命だ」と語った。A―Plusの沼上透社長や鈴木農園の鈴木清社長らが同席した。